「シリア武装勢力が司祭の頭部切断」 キリスト教サイトに動画

(CNN) キリスト教団体の運営するウェブサイト「Catholic Online」に1日、シリアの武装勢力がカトリックの司祭の頭部を切断する場面を撮影したものとする動画が掲載された。

問題の動画にはシリア北部のイドリブ県で男性3人が殺害される場面が映っている。同サイトではこのうちの1人がフランソワ・ムラド司祭だったと説明し、殺害を実行したグループは訛りの強いアラビア語を話していたと伝えている。動画は見物人が撮影したとみられる。

ムラド司祭については先にローマ法王庁が、トルコとの国境近くにあるイドリブ県の村で6月23日に死亡したと発表していた。この村はキリスト教徒が多数を占め、数週間前からイスラム系反政府勢力の攻撃を受けて住民のほとんどが避難していていたという。

ローマ法王庁はこの時点で、フランソワ司祭は「修道女などを守ろうとして、ゲリラに撃たれて死亡した」と説明していた。一方、殺害場面を映したとされる動画について、ローマ法王庁広報は確認していないと話している。

問題の動画が掲載されたサイトは、地元の関係者の話として、司祭の殺害にはイスラム系反政府勢力「アルヌスラ戦線」が関与したと名指しし、「世界中のキリスト教徒は、とりわけイスラム武装勢力の拡大によって、深刻な身の危険にさらされている」と訴えている。アルヌスラ戦線は米国がテロ組織に指定している。

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