韓国で女性大統領誕生、しかし男性優位の状況は変わらず?

支持者らに手を振る朴槿恵(パククネ)氏=2012年12月19日、ソウル

支持者らに手を振る朴槿恵(パククネ)氏=2012年12月19日、ソウル

(CNN) 2012年12月に行われた韓国大統領選では、保守派の与党セヌリ党の朴槿恵(パククネ)候補が当選し、第18代大統領に選出された。女性の大統領は同国としては初めてだ。

選挙戦の間、朴氏が女性であることが、野党・民主統合党の文在寅(ムンジェイン)候補よりも様々な面で優れていることの証しだと繰り返し強調されたことに驚く向きもある。

保守的なアジアの国・韓国において、女性大統領の誕生は本当の社会的変化をもたらすのだろうか。

確かに、保守派のセヌリ党が、女性票の獲得が必要だと考え、また、政治腐敗や権力闘争にまみれた男性に代えて女性リーダーを押し立てたことは前向きな動きだろう。

さらに、1990年代の韓国では最低1人は男の子を授かるために多くの女性が女の子の胎児を中絶していたことや、女性であることを前面には押し出せなかった前世代の韓国などの女性政治家と比較すると大きな進歩だ。

しかし、女性の政治への関与という観点から良く見ると、朴氏の大統領選への立候補は矛盾や皮肉に満ちている。

第1には、朴氏の政治キャリアが、2002年の大統領選以降の国政の場での活躍を含め、父親の朴正熙(パクチョンヒ)元大統領の人気に支えられて来ている点である。

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