釈放された反プーチンバンドのメンバー「抗議活動続ける」

プッシー・ライオットの支持者

プッシー・ライオットの支持者

モスクワ(CNN) ロシア正教の大聖堂で反プーチン政権ソングをゲリラ演奏し、1審で実刑判決を受けたロシアの女性パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人の控訴審が10日開かれ、うち1人に執行猶予判決が言い渡された。釈放されたエカテリーナ被告はCNNの取材に対し「今後も抗議活動を続ける」と語った。

プッシー・ライオットは2月、モスクワの救世主キリスト聖堂でロシアのプーチン大統領を批判する歌を演奏、メンバーのうち3人が逮捕された。そして1審は8月、フーリガン(暴徒)罪で3人に禁錮2年の実刑判決を言い渡した。

控訴審で裁判所は、演奏は政治的な意思表明だったとする弁護側の主張を退け、3人は教会を侮辱し社会秩序を乱そうとしたと判断。ただしエカテリーナ被告に関しては、警備員に取り押さえられたために祭壇でパフォーマンスをすることはできなかったと認定された。

釈放されたエカテリーナ被告はCNNとの単独インタビューで、今後もプーチン大統領への抗議活動を続ける意向を明らかにした。

「私たちはこれで終わったわけじゃないし、政治的抗議活動を終わらせるつもりもない。この国の状況は私たちのパフォーマンスの後もひどくなっている。裁判自体がそれを証明している」とエカテリーナ被告は語った。

問題のパフォーマンスについては、ロシア正教会の幹部がプーチン氏の大統領職への復帰を支持したことへの批判を意図していたと指摘。「政教分離の原則は尊重されるべきで、教会の代表者たちは国の政治に干渉すべきでない。私たちは自分たちの行動を通してこの問題に光を当てたかった」と述べた。

控訴審でも実刑判決を受けた残る2人のメンバーの弁護団は、欧州人権裁判所への提訴を検討しているという。

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