モロッコ海軍、「人工妊娠中絶船」の入港阻止

(CNN) 女性に人工妊娠中絶手術を受けさせる目的でモロッコに入港しようとした船が、港への入港を阻まれ、海軍の先導で出航させられた。同船を運航する団体「ウィミン・オン・ウェーブ」の活動家が明らかにした。

モロッコでは人工妊娠中絶が禁止されており、同国厚生相は、同船の入港や、非居住の医師による処置は許可しないとの声明を発表している。

ウィミン・オン・ウェーブはオランダの医師が1999年に設立した団体。中絶が禁止されている国の女性を船に乗せて国際水域に行き、そこで中絶手術を行っている。

しかしモロッコでは船内を捜索され、出航を命じられたという。港では激しい抗議活動も展開され、警察も出動した。同船は近海にとどまり、次の戦略を検討するとしている。

同船に乗船している産婦人科医は、モロッコでは不法な妊娠中絶手術のために年間約90人の女性が死亡していると話し、安全な中絶手術を受けられるようにしなければならないと訴えている。

同船はこれまでにもアイルランド、ポーランド、ポルトガル、スペインを訪問しているが、イスラム教国で中絶手術の提供を試みたのは初めてだった。

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