米メタのザッカーバーグCEO、フロリダ州でトランプ氏と面会
(CNN) 米メタ(旧フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は27日、フロリダ州でトランプ次期米大統領と面会した。
ザッカーバーグ氏はこの日、同州パームビーチにあるトランプ氏の邸宅「マール・ア・ラーゴ」を訪ねた。
メタの報道担当者はCNNとのインタビューで、ザッカーバーグ氏がトランプ氏から夕食への招待を受けたこと、次期政権をめぐり同氏のチームと会う機会を得たことに感謝していると述べた。
ザッカーバーグ氏がマール・ア・ラーゴに姿を見せたとのニュースは、米政治ニュースサイト「ポリティコ」が最初に報じた。両氏が何を話し合ったかは、今のところ明らかでない。
米紙ニューヨーク・タイムズによれば、ザッカーバーグ氏は大統領選の数カ月前からトランプ氏と連絡を取り合っていた。7月に起きたトランプ氏の暗殺未遂事件について、ザッカーバーグ氏は米ブルームバーグ通信に、トランプ氏が立ち上がってこぶしを上げた姿は「これまでの人生で見たこともないほどかっこよかった」と話した。
一方、トランプ氏は9月に発売した著書の中で、ザッカーバーグ氏が前回の大統領選で自身への「陰謀」を企てたと非難。同氏を注意深く監視していると述べ、違法行為があったなら「一生刑務所で過ごすことになる」と警告していた。
トランプ氏の側近、スティーブン・ミラー氏は27日夜、米FOXニュースとのインタビューで両氏の会合を確認し、ザッカーバーグ氏は「トランプ氏が率いる全米、全世界の改革」への支持、参加姿勢を極めて明確に示していると強調した。