米上院、180兆円規模の予算案可決 政府閉鎖を回避

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米上院が180兆円規模の予算案を可決し、政府機関が閉鎖される事態は回避された/Pedro Ugarte/AFP/Getty Images

米上院が180兆円規模の予算案を可決し、政府機関が閉鎖される事態は回避された/Pedro Ugarte/AFP/Getty Images

(CNN) 米上院は23日未明、1兆2000億ドル(約181兆円)規模の2024会計年度予算案を可決し、政府機関が一部閉鎖する事態を回避した。

予算案は米東部時間午前2時2分、東部時間午前0時の期限を2時間あまり過ぎた後に賛成74、反対24で可決された。下院は22日に予算案を可決していた。

予算案には国防総省や国土安全保障省、労働省、保健福祉省、教育省、国務省や立法府など、様々な重要政府機関に充てる予算が盛り込まれている。

上院のシューマー院内総務(民主党)は採決に先立ち、「(行政府と立法府の支配政党が異なる)分割政府でこのような法案を通すのは並大抵のことではない。与野党が協力する余地があれば仕事を成し遂げられることが、過去数カ月で改めて示された」と語った。

法案は今後、署名のためバイデン大統領のもとに送付される。

法案が最終的に通過した時間は午前0時の期限を過ぎていたが、上院の対応により、予算切れや政府の機能不全に陥る事態は実質回避された。連邦政府の予算は今会計年度の終わりまで担保される。

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