米が80億円のパレスチナ追加支援、ガザへの安全な搬入訴え

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米国際開発局(USAID)のサマンサ・パワー長官=2023年9月26日、アルメニア南東部コルニゾール/Astrig Agopian/Getty Images via CNN Newsource

米国際開発局(USAID)のサマンサ・パワー長官=2023年9月26日、アルメニア南東部コルニゾール/Astrig Agopian/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) 米国際開発局(USAID)のサマンサ・パワー長官は27日、新たに5300万ドル(約80億円)の人道支援をパレスチナ自治区ガザ地区とヨルダン川西岸地区に提供すると発表した。ガザに到達できる支援物資を増やす必要があると呼びかけている。

訪問先のヨルダンの首都アンマンで発表を行ったパワー長官は、今回は主に食料支援を後押しすると述べ、ガザ地区では200万人以上が差し迫った飢餓のリスクにさらされていると指摘した。

その上で、「ガザの現場にいる支援活動家は自らの命をかけて、あまりにも絶望的な状況にある人々に食料を届けており、そうした支援活動家を守る必要がある。彼らが撃たれたり殺されたりすることなく仕事ができるようにしなければならない」と訴えた。

パワー長官は27日にイスラエルを訪問。破滅的状況に陥りつつあるガザの人道危機に対応する取り組みの一環として、ヨルダン川西岸地区の訪問も予定している。

米当局者は繰り返し、ガザに入る支援物資はあまりにも少なすぎると訴えていた。パワー長官によると、先週、南部のラファ検問所からガザに入ったトラックは1日85台にすぎず、今回の衝突が始まる前の500台に比べて激減した。

ガザに支援物資を届けようとする車列はイスラエル軍の攻撃を受けている。国連は、援助物資を略奪から守るために国連の車列に同行していたハマスの警察がイスラエルの標的にされていると非難。警察はイスラエルの攻撃を理由に車列の護衛をやめているといい、「警察の護衛がなければガザ地区で支援物資を安全に輸送するのは実質的に不可能だ」と米当局者は指摘していた。

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