砂漠で47年前に発見の遺体の身元判明、米アリゾナ州

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当局が1976年当時に作成した遺体の人物の可能性がある似顔絵/Mohave County Sheriff's Office

当局が1976年当時に作成した遺体の人物の可能性がある似顔絵/Mohave County Sheriff's Office

(CNN) 米アリゾナ州モハベ郡の保安官事務所は28日までに、モハベ湖近くで1976年に発見されていた人間の遺体の身元が最終的に判明したと報告した。

中米エルサルバドル出身の男性で、米国内で採取していた指紋記録と一致したという。保安官事務所はSNS上で、遺体の人物像などに関する最初の捜査が実施された当時、この指紋記録を生かす方途はなかったと説明した。

遺体は、モハベ湖近くの浅く掘った砂漠の墓でハイカーが見つけていた。当時の捜査当局は、遺体の人物の可能性がある似顔絵を作成し、指紋も確保したが、該当の人物は割り出せなかったという。

男性は30~35歳とされ、至近距離から頭部を銃で撃たれたとも断定していた。

同保安官事務所の特別捜査部門が今年10月に再捜査を始めていた。氏名も突き止め、死亡した時はラスベガス地域で居住あるいは働いていた可能性があるとした。

この男性の親族などの存在は把握していないという。

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