バイデン氏次男、銃購入に絡む罪で無罪主張

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連邦地裁に出廷するハンター・バイデン氏=3日、ウィルミントン/Mike Segar/Reuters

連邦地裁に出廷するハンター・バイデン氏=3日、ウィルミントン/Mike Segar/Reuters

(CNN) バイデン米大統領の次男、ハンター・バイデン氏は3日、デラウェア州ウィルミントンの連邦地裁に出廷し、罪状認否で無罪を主張した。同氏についてはデービッド・ワイス特別検察官が、銃に関連する3件の罪で起訴していた。

19分間の罪状認否は特筆すべきこともなく終わったが、それでも尋常ではない出来事として印象に残った。現職の大統領の子どもが法廷に現れ、刑事責任を巡って争うのは前例のない事態だからだ。

現在父親のバイデン氏に対しても、弾劾(だんがい)に向けた調査が新たに立ち上げられている。ハンター氏が関わる外国とのビジネス取引から利益を得たためとされるが、共和党の議員らはこれまでのところ、それを裏付けるいかなる証拠も示していない。

ハンター氏は2018年10月にデラウェア州の販売店で銃器を購入した際、違法薬物の使用や依存性はないとうその申告をしていた。これは連邦法上の犯罪となる。

同氏の弁護士は起訴当時に発表した声明で、自身の依頼人について「弾丸の入っていない銃を11日間所持していただけで、公共の安全の脅威にはなっていなかった」と主張。検察が政治的な圧力を背景に起訴に持ち込んだとの見解を示唆していた。

この件が訴追される前には、ハンター氏と連邦検察の間で税金の未払いに関連した訴追での司法取引が不成立に終わってもいた。

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