米東部と中西部の1億人あまりに大気汚染警報、カナダ山火事の影響

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煙に覆われた米ペンシルベニア州ピッツバーグ=28日/Chrissy Suttles/Beaver County Times/USA Today Network

煙に覆われた米ペンシルベニア州ピッツバーグ=28日/Chrissy Suttles/Beaver County Times/USA Today Network

ペンシルベニア州からアイオワ州にかけての大気汚染は「非常に不健康」とされ、子どもや高齢者だけでなく全住民の健康に悪影響を及ぼす恐れがある。デトロイト東部と北部の一部地域は28日午前、米政府の大気質指数で「健康に関する緊急事態」とみなされる「有害」レベルに到達した。

シカゴ、デトロイト、インディアナポリスなども28日午前、「非常に不健康」な圏内に入った。煙はミズーリ州セントルイス、オハイオ州シンシナティ、ケンタッキー州ルイビルにまで南下し、不健康レベルの大気汚染を引き起こしている。

カナダの火災による煙=米ミシガン州のアッパー半島とロワー半島を結ぶマキナック橋/The Mackinac Bridge Authority
カナダの火災による煙=米ミシガン州のアッパー半島とロワー半島を結ぶマキナック橋/The Mackinac Bridge Authority

シカゴやインディアナポリス、ピッツバーグなどの各地には28日、大気質の警告を意味する「コードレッド」の警報が出された。

この影響で動物園やプールといった施設の休園や、コンサートやイベントなどの中止が各地で相次いでいる。

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