夫を失った悲しみ題材に絵本を出版した妻、夫殺害の容疑で逮捕 米ユタ州

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コウリ・リチンズ容疑者/KPCW.org/AP

コウリ・リチンズ容疑者/KPCW.org/AP

リチンズ容疑者は調べに対し、その晩は夫にカクテルを届けた後、寝室を出て息子の部屋に行き、夜を怖がっていた息子と一緒に寝たと説明。午前3時ごろ目を覚まして夫婦の寝室へ行ったところ、エリックさんが冷たくなっていたため通報したと話していた。

リチンズ容疑者は、自分のスマートフォンは夫婦の寝室のベッド脇で充電していて、息子の寝室へは持って行かなかったと供述した。

しかし捜査員がスマートフォンを調べたところ、リチンズ容疑者が息子の部屋へ行ったという時間と通報があった時間との間に、何度もロックがかけられたり解除されたりしていたことが判明。移動した記録も残されていたほか、メッセージをやり取りした痕跡もあったが、このメッセージは消去されていた。

それから数カ月かけて、リチンズ容疑者は著書を執筆。地元ユタ州のテレビ局に出演し、死をいたむことに関する子ども向けの本の重要性について語っていた。

3人の子どもも執筆を手伝い、自分たちの気持ちを表現する手助けをしてくれたとも話した。

その数週間後、リチンズ容疑者は夫を殺害した容疑で逮捕された。勾留質問は今月19日に予定されている。

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