ロシアで収監の米紙記者、米政府が「不当拘束」と認定

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米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシュコビッチ記者/The Wall Street Journal/Reuters

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシュコビッチ記者/The Wall Street Journal/Reuters

(CNN) ロシアで収監された米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシュコビッチ記者について、米国務省は10日、「不当な拘束下にある人物」と認定した。

国務省報道官は同日、ブリンケン国務長官が認定を決めたと発表した。

ゲルシュコビッチ氏は先月スパイ容疑で拘束されたが、米政府は事実無根だと主張してきた。不当拘束の認定により、政府は解放に向けてあらゆる手段を検討することが可能になる。

今後は国務省が人質問題を担当する大統領特使を通して、同氏の件に対処する。

ロシアに拘束された米国人で最近、米ロ間の人質交換で解放された元海兵隊員トレバー・リード氏と女子プロバスケットボール選手のブリトニー・グライナー氏は、ともに不当拘束と認定されていた。

ロシアで依然服役中の元海兵隊員のポール・ウィラン氏も、すでに不当な拘束の認定を受けている。

同報道官は、政府がゲルシュコビッチ氏と家族を全力で支援すると表明。ロシアに対し、同氏とウィラン氏の即時解放を改めて求めた。

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