銃奪う目的で男性射殺、12歳少年を殺人罪で訴追 米ミルウォーキー

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米ウィスコンシン州の12歳の少年が男性を射殺し銃を盗んだ罪に問われている
/WDJT

米ウィスコンシン州の12歳の少年が男性を射殺し銃を盗んだ罪に問われている /WDJT

(CNN) 米ウィスコンシン州ミルウォーキーで、12歳の少年が男性を殺害して銃を盗んだとして殺人の罪に問われている。

警察によると、少年は被害者のブランドン・フェルトンさん(34)に銃を売ってもらえなかったという理由で、今月15日、ミルウォーキー市内の民家でフェルトンさんを射殺したとされる。

裁判で有罪になれば、終身刑を言い渡される可能性がある。

警察は、事件が起きた晩のピザのレシートを手がかりとして少年を割り出した。このピザは少年の携帯電話から注文されていた。

少年は調べに対して一貫性のない供述をしていたが、その後、事件当時現場の民家にいたことを認めた。それでも自分はゲームをしていただけで、殺人は別の誰かがやったと主張したという。

警察は少年の携帯電話から入手したショートメールを根拠として、少年がほかの2人と共に銃を盗む計画を立てていたと見ている。

事件当日、少年の携帯電話からは「ブランダン(原文ママ)をやる」というメールが送られていた。

続いて少年は銃を入手したことを明かして「(今すぐ)殺すか?」と問いかけた。相手が「ノーーーー」と返信したのに対し、「こいつをやる。オレの家族を狙うヤツらに付き合う時間はない」と応じたとされる。

少年はその後、母親に対し、警察にうそをついたと告白し、フェルトンさんが銃を売ってくれなかったので奪うつもりだったと話したという。

少年は27日に出廷し、保釈金は10万ドル(約1300万円)と決定された。予備審問は4月4日に予定されている。

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