米NY州で記録的な大雪、雪かきの2人死亡

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米NY州西部で記録的大雪、一部地域は積雪180センチ超え

(CNN) 米ニューヨーク州西部が19日から20日にかけて大雪に見舞われ、バファロー地域では所によって180センチを超す記録的な降雪を観測している。

米国立気象局(NWS)バファロー支部は、同州西部で強風を伴う猛吹雪に警戒するよう呼びかけた。

バファローは例年大雪に見舞われる地域だが、ブラウン市長は19日、今回の大雪は「例年を大幅に上回る」と語った。

バファローのあるエリック郡によると、同郡では19日、24時間の降雪量が観測史上最高を記録した。

この大雪の影響で、雪かき作業に関連した心疾患のために2人が死亡した。

バファロー南部のエリー郡からシャトークア郡にかけては20日夜にかけ、さらに約15~45センチの積雪が予想される。

五大湖周辺では約20メートルの突風が吹く恐れがあり、気温も急落する見通し。

大雪のため交通にも影響が出ている。エリー郡は大部分で一時的に移動禁止令が出され、これに違反したドライバー400人近くが違反切符を切られた。

バファロー・ナイアガラ国際空港は数十便が欠航となった。同空港の19日の降雪量は約55センチに達し、1日の記録でこれまでの最高だった2014年の19センチを上回った。

バファロー地域では14年11月、3日間で約200センチの大雪が降り、少なくとも13人が死亡、数十棟の屋根が押し潰される被害が出ていた。

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