学校キャンパスで銃撃、大人6人が負傷 米カリフォルニア州
(CNN) 米カリフォルニア州オークランドの学校キャンパスで28日、銃撃事件が発生し、6人が負傷した。警察が銃撃犯少なくとも1人の行方を追っている。
オークランド警察の幹部が同日夜の記者会見で語ったところによると、現場は中学校と高校計4校の合同キャンパス。警察は同日午後0時45分ごろに通報を受けて出動し、ただちに突入した。
校内で学校関係者の大人6人が撃たれて負傷しているのが見つかり、病院へ運ばれた。
負傷者のうち2人は命の危険がある。もう1人は現在手当てを受けているが、命に別条はない。残る3人は入院不要とされ、うち1人はすでに帰宅した。
警察によれば、銃撃犯1人のほかにも関与した人物がいる可能性がある。
警察報道官がCNNに語ったところによると、警官らは証拠収集のため、校内を徹底的に調べた。無差別の銃撃だったのか、面識がある特定の相手を狙った犯行だったのかは明らかでない。
キャンパス内はその後、安全が確認されたという。
現場には連邦政府のアルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)も出動している。
カリフォルニア州のニューサム知事はツイッターを通し、「恐ろしい暴力行為」があまりにも身近になっていると指摘。「子どもたちがまたもや銃火にさらされた。このまま続発させてはいけない。銃暴力は私たちの町からあまりに多くを奪ってきた」と訴えた。