中国のロシアへの兵器供与、これまで形跡なし バイデン氏

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米CBSの番組に出演したバイデン氏が、3月の習近平氏とのテレビ会議について語った/CBS

米CBSの番組に出演したバイデン氏が、3月の習近平氏とのテレビ会議について語った/CBS

(CNN) バイデン米大統領は22日までに、ウクライナ情勢をめぐり中国が兵器やロシア側が求めた「支援物資」の供与に踏み切った兆しはこれまでみられないとの判断を示した。

米CBSテレビとの最近の会見番組で述べた。今年3月に中国の習近平(シーチンピン)国家主席とのテレビ会談での内容の詳細に触れ、中国がウクライナ戦争でロシアを援助するなら「途方もない間違い」などとの見解を伝えたとした。

CNNは、この会談は約110分間続き、バイデン氏は中国の対ロシア支援を思いとどまらせることが主眼だったとも報じていた。

バイデン大統領はCBSとの会見で、習主席に対し「威嚇するつもりではなく彼にはこう言った」とし、「お互いにこれまで多数回会った」経緯を踏まえながら、「米国人などがロシアに科された制裁に違反する中国に投資を続けると考えるなら大きな勘違いと考えている」と説いたとした。

その上で「なすべきことを決めるのはあなただ」とも付け加えたとした。

バイデン、習両氏のテレビ会談はロシアのプーチン大統領が招待されて出席していた北京冬季五輪後に設定されていた。

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