機内で乗務員に妨害行為、被告に禁錮4カ月の刑 米

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米アメリカン航空機内で乗務員の業務を妨害した女に、禁錮4カ月の刑が言い渡された/Jenny Kane/AP

米アメリカン航空機内で乗務員の業務を妨害した女に、禁錮4カ月の刑が言い渡された/Jenny Kane/AP

(CNN) 米アメリカン航空機内で乗務員の業務を妨害し、緊急着陸の事態を招いたとして重罪に問われたニューヨーク在住の女に、禁錮4カ月の刑が言い渡された。

米司法省の発表によると、被告は有罪を認め、先月29日に禁錮刑を言い渡された。これに加えて3年間の保護観察と、アメリカン航空への賠償金9123ドル(約130万円)の支払いを命じられた。

昨年2月にダラス発ロサンゼルス行きの便で、ファーストクラスに搭乗していた被告ともう1人の女が威嚇的な問題行動を起こしたため、同便は2人を降ろすためにアリゾナ州フェニックスへの緊急着陸を強いられたという。

もう1人の被告も有罪を認めていて、11月に量刑を言い渡される見通し。

連邦検事は「機内での不作法と犯罪行為の間には境界線があり、被告は明らかにその線を越えた」「ファーストクラスの乗客だからといって訴追を免れることはない」と述べた。

米連邦航空局(FAA)に報告のあった乗客の問題行動は昨年1年間で6000件近くと、過去最多を記録した。司法省は昨年末、民間機内での犯罪行為の容疑者を重点的に訴追すると表明していた。

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