NATO、北欧2カ国の加盟で「かつてないほど強固に」 バイデン米大統領

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バイデン氏(中央)がホワイトハウスで北欧2カ国のNATO加盟を批准する文書に署名/Saul Loeb/AFP/Getty Images

バイデン氏(中央)がホワイトハウスで北欧2カ国のNATO加盟を批准する文書に署名/Saul Loeb/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のバイデン大統領は9日、米国が、北欧のスウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を批准する決定をしたことをたたえ、2カ国の加盟によってNATOは「かつてないほど強固になる」と述べた。

バイデン氏はホワイトハウスで、「スウェーデンとフィンランドには強力な民主主義制度と強力な軍隊、そして、強力で透明性のある経済がある」と指摘。2カ国はNATOの要請の全てを満たすとし、NATOはより強固なものとなり、その過程で米国と米国民をより安全にすると述べた。

バイデン氏は、ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻に直面するなかで、米国が大西洋を横断した協力関係に関与すると述べた。

バイデン氏は、プーチン大統領のロシアが欧州の平和と安全保障を破壊し、独裁者がルールに基づいた秩序の根幹に挑戦している今、欧米の同盟の力強さと米国のNATOへの関与はかつてないほど重要だとの見方を示した。

バイデン氏は、フィンランドとスウェーデンによってNATOの加盟国が32カ国に増加し、NATOがかつてないほど強固になると述べた。

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