極右活動家「ベイクド・アラスカ」、米議事堂襲撃で有罪認める
(CNN) 米首都ワシントンで昨年1月6日に起きた連邦議会議事堂襲撃事件の現場から扇動的な映像をストリーミング配信したとして連邦地裁に起訴された極右活動家、「ベイクド・アラスカ」ことアンタイム・ジオネット被告がこのほど、司法取引に応じて有罪を認めた。
22日に提出された合意文書によると、ジオネット被告は襲撃事件の現場から約30分間にわたり、周囲の人々に議事堂への乱入を促す自身の映像を配信した。
事件を調べている検察は、この映像から多くの参加者らを特定し、逮捕に至ったとしている。
被告は今年5月に行われた最初の罪状認否で有罪を認めることになっていたが、実際には無罪を主張。現場ではフリーのジャーナリストとして行動していたと述べていた。
これを受けて検察は被告に対し、司法取引を再検討するよう2カ月の猶予期間を与えていた。被告は先週、改めて有罪答弁に同意したとみられる。
被告は22日の答弁後、通信アプリ「テレグラム」への投稿で、連邦裁判所では答弁取引が通常の手順だと投稿した。