バイデン米政権、週内にも北京五輪の「外交ボイコット」発表か

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北京オリンピックタワーに展示されている聖火/Hou Yu/China News Service/Getty Images

北京オリンピックタワーに展示されている聖火/Hou Yu/China News Service/Getty Images

(CNN) 米国のバイデン政権が週内にも来年中国で開催される北京冬季五輪について、政府使節団の派遣を見送る「外交ボイコット」を発表する可能性があることがわかった。複数の情報筋が明らかにした。

米国は外交ボイコットの動きによって、米国選手の大会参加を妨げることなく、国際的な舞台で中国に対してメッセージを送ることができるようになる。米国家安全保障会議(NSC)からコメントは得られなかった。NSCは外交ボイコットについて非公開で協議を行っている。

バイデン大統領は先月、記者団に対し、外交ボイコットを検討していると明らかにしていた。北京冬季五輪に対する外交ボイコットは、中国での人権侵害に抗議する形で、与野党の議員から支持する声が出ていた。

完全なボイコットは行われない見通しで、米国の選手は大会に参加できる。米国が最後に五輪をボイコットしたのは1980年だった。

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