「ワクチンは個人の選択とすべき」、義務化に抵抗する看護師の懸念 米

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米国でワクチンの義務化に抗議する人々/Mark Felix/AFP/Getty Images

米国でワクチンの義務化に抗議する人々/Mark Felix/AFP/Getty Images

(CNN) 米ウィスコンシン州の病院に勤務するアンドリア・バビンスキーさんは、看護師の仕事は自分にとっての全てだと言う。それでも自分の信念のために、仲のいい同僚も、看護している患者も、安定した収入さえも、全て手放すことをいとわないと話した。

バビンスキーさんには、新型コロナウイルスワクチンを接種するかどうかの判断は、個人の医療上の選択とすべきだとの信念がある。自身は今のところ、接種しないことを選んできた。

自分は反ワクチン派でも、新型コロナのワクチンに反対しているわけでもなく、父親には接種を勧めたとバビンスキーさんは言う。

新型コロナの流行が始まってからはずっと、個人防護具に身を包み、新型コロナ病棟に配置されて、悲惨な状態に陥った患者を目の当たりにしてきた。

それでも自分にとってワクチンは最善の選択ではないと判断し、接種するかどうかは自分自身で判断すべきだとの考えは変わっていない。

しかし勤務先の病院の考えは違った。米国では多くの病院が、患者や職員を守るなど安全上の理由から、新型コロナのワクチン接種を義務付けている。

バビンスキーさんは11月1日までに接種しなければ解雇される可能性がある。失業給付金さえ受給できないかもしれない。

「これほど長い間情熱を注いできた仕事なのに、突然解雇を告げられる打撃は大きい」とバビンスキーさんは打ち明けた。

同病院によると、これまでにスタッフの約85%がワクチン接種を受けた。その中にバビンスキーさんは含まれていない。

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