米軍制服組トップ、中国軍幹部との電話を擁護 議会公聴会

ミリー氏、中国軍幹部との電話協議を擁護

(CNN) 米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長ら米軍幹部は28日、アフガニスタン撤退に関する議会公聴会に出席した。ミリー氏は中国軍幹部との電話を含めたトランプ政権末期の行動についても追及を受けたが、自身の対応を全面的に擁護した。

中国軍幹部との電話には、米国による軍事攻撃の予定はないと中国側を安心させる意図があった。これについてミリー氏は、適切な行動だっただけでなく、トランプ政権の多数の当局者が電話が行われたことを把握していたと説明した。

ミリー氏は上院軍事委員会の議員に対し、「私はポンペオ国務長官とホワイトハウスのメドウズ首席補佐官にこの電話について自ら連絡した。その後まもなく、私はミラー国防長官代行との会議に出席し、この電話について報告した」と証言した。

この日の上院軍事委員会ではミリー氏やオースティン国防長官が証言した。軍幹部が議会証言を行うのはアフガン駐留米軍の完全撤退後で初めて。

オースティン、ミリー両氏に加え、アフガン首都カブールからの退避作戦の調整で不可欠な役割を担ったマッケンジー中央軍司令官も出席した。この退避作戦を巡っては、最後の米軍機がカブールを発って以来、民主・共和両党から大きな批判が寄せられている。

ミリー氏は証言の冒頭、米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード、ロバート・コスタ両記者の著書「Peril(原題)」の内容に言及。同書ではミリー氏が中国軍将官を安心させる目的で電話会談を行ったこと、また当時のトランプ大統領による危険な軍事攻撃の命令の可能性を制限しようと試みたことが詳述されている。

ミリー氏の行動はトランプ氏やその周辺から強い批判を招き、ミリー氏の辞任や反逆罪での裁判を求める声も上がった。

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