路上で殴られたアジア系女性に1億円の寄付集まる、人種差別との戦いに活用へ 米

米カリフォルニア州で見知らぬ男に殴られた被害者の女性に約1億円の寄付金が集まった/KPIX

米カリフォルニア州で見知らぬ男に殴られた被害者の女性に約1億円の寄付金が集まった/KPIX

(CNN) 米カリフォルニア州サンフランシスコで見知らぬ男に顔面を殴られる被害に遭った75歳のアジア系女性に対し、100万ドル(約1億円)近い寄付金が集まったことが25日までに分かった。寄付金は女性の治療費のほか、人種差別に対抗する取り組みのため使われるという。女性の家族が明らかにした。

被害者のシャオ・ゼン・シーさんは今月17日、サンフランシスコの路上で男に顔面を殴られた。警察は理由のない襲撃だったとしている。シーさんも自らの拳で反撃。事件後にCNN提携局KPIXが撮影した映像の中で「彼は年寄りをいじめるの」「だからパンチをくれてやった」と話した。

家族によると襲撃を受けたシーさんは両目にあざができ、手首が腫れた。心的外傷後ストレス障害( PTSD)を発症し、自宅から出るのが恐ろしくなった。家族は資金調達サイト「ゴーファンドミー」にページを立ち上げ、治療費の寄付を募った。

当初の目標金額は5万ドルだったが、事件から1週間で93万ドル以上が集まった。

家族は、シーさんが寄付金をアジア系米国人のコミュニティーのために使いたがっていると説明。問題が自分よりも大きいものであるとの考えを口にしているという。

上記のページでは、シーさんの心身の状態が改善したことも伝えた。現在は目を開けることができ、「元気も取り戻している」。

サンフランシスコ警察は事件当時、シーさんを殴った39歳の男を拘束した。男は別の事件で83歳のアジア系男性を暴行し、警備員に追いかけられている途中でシーさんを襲ったとされる。サンフランシスコ郡の拘置所に勾留され、月内にも出廷するとみられている。

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