バイデン氏、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談 遅れに疑問の声

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バイデン米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談したことがわかった/Getty Images

バイデン米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談したことがわかった/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談した。バイデン氏は就任から1カ月ほどネタニヤフ氏に連絡を取っていなかった。

連絡の遅れの背景について疑問の声が出ていたが、ホワイトハウスは両首脳の関係は強固だと主張。単に中東以外の地域の指導者に先に電話をかけただけだと説明している。

バイデン氏は電話会談を終えた直後、ホワイトハウス執務室で記者団に「良い会話だった」と述べたものの、詳細には触れなかった。

ネタニヤフ氏はツイッターで、バイデン氏と約1時間にわたり「友好的で温かい」会話を交わしたと明らかにした。両国の同盟関係を確認しつつ、イランや地域外交、新型コロナウイルス禍に関連する問題を話し合ったという。

一緒に投稿された写真には、ネタニヤフ氏が中東の地図を背に笑顔で電話を行う姿が写っている。

今回の電話はバイデン氏の就任から4週間後のタイミングで行われた。こうした遅れに、ネタニヤフ氏の支持者と反対勢力の双方から、トランプ前政権時のように同氏がホワイトハウスで特別扱いされることはないというシグナルの可能性があるとの見方が出ている。

バイデン氏はすでに十数人の指導者と会談している。ネタニヤフ氏への電話がこれほど遅れた理由について、ホワイトハウスは先週、特段の意味を読み込む余地はないと説明。サキ大統領報道官は「バイデン氏は近くネタニヤフ氏と話す」としたものの、会談の具体的な日時は明かしていなかった。

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