米国の死者10万人に迫る、地方当局は人出のブレーキに苦慮

マスクを着けてメモリアルデーのパレードに参加する人々=25日、ニューヨーク・スタテン島/Spencer Platt/Getty Images
写真特集:メモリアルデーの週末、人々が外へ

マスクを着けてメモリアルデーのパレードに参加する人々=25日、ニューヨーク・スタテン島/Spencer Platt/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルス感染による米国内の死者は25日夜までに9万8218人と、10万人に迫る数まで増加した。一方、各地で行動制限の一部緩和を受けた人出の増加がみられ、地方当局はブレーキをかけようと対応に苦慮している。

新型ウイルス感染による死者はすでに、朝鮮戦争とベトナム戦争で死亡した米軍兵士の合計人数を超えた。

トランプ大統領はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の25日、メリーランド州ボルティモアでの演説で「我々はともにウイルスに打ち勝つ。米国はこの危機から脱して新たな高みに立つ」と宣言した。

メモリアルデーの連休中、各地のビーチやイベント会場では多くの人出が報告された。地方当局は引き続きマスク着用や対人距離の確保を求めているが、実際には従わない人の姿も目立つ。

フロリダ州デイトナビーチでは街に繰り出した人々で大通りが密集状態となった。ヘンリー市長はCNNとのインタビューで「警官1人に対して300~500人もいる状態では対応が難しい」と指摘。マスク着用のルールも、違反者が多すぎて徹底は不可能だと語った。

感染者の数は18州で増加傾向にある。そのうちの一つ、アラバマ州のリード・モンゴメリー市長は25日、同州の制限が早期に解除されたことで、一部の住民は「誤った安心感」を抱いてしまったと訴えた。

テキサス州ヒューストンのターナー市長は、プールパーティーに多くの人がマスクなしで集まった映像を見て、市内の飲食店に入店人数の制限を設ける方針を発表した。

首都ワシントンでは、新規感染者が14日間連続で減少すれば経済活動が再開される予定だったが、12日目の24日から2日続けて少数ながら増加している。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]