LA、全住民に無料の感染検査を提供 米大都市で初

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米LA市長が、全市民を対象に無料の新型コロナウイルス検査を実施すると発表/Mario Tama/Getty Images

米LA市長が、全市民を対象に無料の新型コロナウイルス検査を実施すると発表/Mario Tama/Getty Images

(CNN) 米ロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長は29日、症状の兆候の有無にかかわらず全ての市民を対象に無料の新型コロナウイルス検査を実施する方針を発表した。

同市長によると、この方式における検査は米国内の主要都市で初めて。症状の兆候を持つ市民が優先的に受検する予定。「我々にはその能力がある。待つことはない、迷うこともない、他人への感染のリスクも与えるな」とし、「安全でいたかったら、受けて」などと強調した。

ガルセッティ市長は、検査は都市部住民のみが対象と述べたが、報道発表文や同市の公式サイトではロサンゼルス郡の全住民も受けられるとした。

検査は29日夜から可能とし、実施する回数に上限もないとした。ドライブスルー方式の場所で検査を受けた市民は通常、24〜48時間内に結果を知ることが可能。

記者会見した市長によると、今回の方針は市内で検査場所を増やし、検査出来る余力が連日残っているのを把握した末に決めた。

ロサンゼルス市内の全域やロサンゼルス郡内の検査場は34カ所にあり、1日当たり1万8000人に対処出来る能力を持つ。これらの検査所の受検者は14万人に達したという。

米国勢調査局によると、ロサンゼルス市の人口は2018年7月1日時点で推定約399万人。

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