米5州で事実上の外出禁止令、医療現場でマスクなど不足

「安全と健康」を呼び掛ける看板。ニュージャージーなど5州で外出禁止の措置が取られている/Mario Tama/Getty Images

「安全と健康」を呼び掛ける看板。ニュージャージーなど5州で外出禁止の措置が取られている/Mario Tama/Getty Images

(CNN) 米国内で確認された新型コロナウイルス感染者は21日までに2万3000人を超え、事実上の外出禁止令を出した州は新たにニュージャージーが加わり計5州となった。

米国内の感染者は少なくとも2万3649人、死者は302人。感染者の半数近くがニューヨーク州に集中している。クオモ知事の会見によると、同州では1万356人の感染が確認され、このうち54%は18~49歳の年齢層だった。

同州は必要不可欠な業種の従業員以外に自宅待機を義務付け、「社会的距離」の確保を求めている。

これまでに同様の自宅待機命令を出したカリフォルニア、イリノイ、コネティカットに加えて、ニュージャージー州でも21日午後9時から外出が事実上禁止され、店舗などの営業が停止された。

患者の増加にともない、医療現場では検査キットやマスク、病床の不足が指摘されている。

ニューヨーク市とロサンゼルス郡の保健当局はそれぞれ、不要な検査は控えるとして、対象を入院患者など、結果が治療に直接影響する症例に限定する方針に転換した。

米食品医薬品局(FDA)は20日、ウイルスを約45分で検出できる検査キットを承認した。メーカーによると、来週から出荷が始まる見通し。

政府の新型コロナ対策を率いるペンス副大統領は21日の会見で、事務所スタッフの1人が検査で陽性となったことを受け、自身と妻も同日午後に検査を受けると発表した。スタッフの健康状態は良好で、ペンス氏やトランプ大統領と直接の接触はなかったという。

マスク不足に対しては米アップルが欧米の医療従事者に数百万枚を送ると表明するなど、寄付の動きが広がっている。

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