米、新型肺炎で緊急事態宣言 中国訪問した外国人の入国停止

ロサンゼルス国際空港でマスクを着用する搭乗客=1月22日/Mark Ralston/Getty Images

ロサンゼルス国際空港でマスクを着用する搭乗客=1月22日/Mark Ralston/Getty Images

(CNN) アザー米厚生長官は1月31日、新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、公衆衛生上の緊急事態を宣言した。過去2週間以内に中国を訪問した外国人の入国を停止する方針。

緊急事態宣言は米東部時間の2月2日午後5時に発効する。規制対象は米国民にも及び、過去2週間以内に中国湖北省に滞在していた米国民を、最大14日間にわたり強制隔離する。

中国本土の他の地域から帰国する米国民についても、入国した空港で健康検査を行う方針。これらの国民は衛生上のリスクを及ぼさないよう、最長で2週間の自宅待機も求められる。

アザー氏によると、トランプ大統領は、過去2週間以内に中国に渡航し、感染拡大のリスクがある外国人の入国を停止する措置に署名した。米国民の家族や永住者は対象外となる。

アザー氏はこれらの措置を「賢明で的を絞った、一時的な対応」と説明。入国者の検査に携わる衛生当局者の負担軽減、中国から帰国する米国民や永住者の手続きの迅速化、国民の健康と安全に重点を置いたリソース配分につながると述べた。

武漢から退避する米国民を乗せた軍用機の内部を乗客が撮影/From Jarred Evans
武漢から退避する米国民を乗せた軍用機の内部を乗客が撮影/From Jarred Evans

こうした中、米疾病対策センター(CDC)は、米国で7人目の感染が確認されと発表した。この患者はカリフォルニア州北部のサンタクララ郡に住む成人男性で、同州で3人目の感染確認例となる。

衛生当局者によると、男性は最近、武漢に渡航していた。先月24日にカリフォルニア州北部に戻ると、その後は自主的に人と会うのを避け、医療機関を受診する場合を除き自宅にいたという。入院が必要な病状ではない。当局は男性と接触をした人全員に連絡を取り、感染がないかを確認する予定。

中国ではこれまで、新型コロナウイルスによる肺炎で少なくとも258人が死亡、1万人以上の感染が確認された。中国本土以外での感染確認例は少なくとも140件。

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