米軍、イラクに増援部隊を派遣 大使館への抗議デモ受け

在イラク米大使館に襲撃、ヘリコプターからフレア発射

(CNN) エスパー米国防長官は12月31日、イラクの首都バグダッドにある米大使館の人員を支援するため、増援部隊を派遣すると発表した。バグダッドではこの日、イラクとシリアでの米軍の空爆に抗議するデモが発生し、デモ隊が大使館への侵入を試みる事態となっていた。

エスパー氏は声明で「(イラクに駐留する)米国人や軍要員、外交官の安全を確保するため、適切な防護措置を講じる」と説明。イラク政府に対しても、国際的な義務を履行して米国の関係者を保護するよう求めた。

米当局者の1人はCNNの取材に、米軍が攻撃ヘリコプター「アパッチ」2機を派遣したことを明かした。アパッチは大使館上空を示威飛行する予定。

増援部隊はクウェートから派遣される予定だが、この当局者によると、バグダッドの状況が悪化した場合に備え、米国内の部隊も派遣に向けた態勢を整えているという。

米軍は先月29日、イスラム教シーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」とのつながりが指摘される施設5カ所を空爆した。カタイブ・ヒズボラはイランを後ろ盾とする民兵組織で、米国とイラクの共同軍事施設に相次ぐ攻撃を仕掛けた疑いが持たれている。

31日のデモの現場にいた情報筋2人は、デモ隊が大使館の敷地に侵入しようとするのを目撃したと証言。これに対抗して警備員が催涙ガスを発射したとも語った。映像にはデモ隊が窓を割り、敷地の外で物を燃やしたり、壁越しに投石したりする様子が映っている。

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