バージニア銃乱射、容疑者は犯行当日に辞表提出

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米バージニア州での銃乱射事件の容疑者は、犯行当日に辞表を提出していたという/Chip Somodevilla/Getty Images

米バージニア州での銃乱射事件の容疑者は、犯行当日に辞表を提出していたという/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米バージニア州バージニアビーチの市庁舎で起きた銃乱射事件で、市の職員だったドウェイン・クラドック容疑者は犯行当日の5月31日に辞表を出していたことが分かった。

市のハンセン市政代行官は3日午後、約4000人の市職員を前に、クラドック容疑者の犯行動機はまだ分からないと述べた。

市当局は3日、容疑者が犯行の数時間前に提出したとされる辞表を公開した。「一身上の都合」により辞職するため、規定に従って2週間前に辞表を出すとの内容。市職員として仕事ができたことをうれしく思うと書かれていた。

職員らの間では、クラドック容疑者が最近処分を受けた、あるいは解雇されそうになっていたとのうわさが飛び交っている。だが容疑者が所属していた公共施設部門の責任者は2日午前、市幹部らの会合で、解雇する予定は一切なかったと述べた。

ハンセン氏もこの日の記者会見で、容疑者は解雇されていなかったし、その予定もなかったと明言した。関係職員らによれば勤務評定にも問題はなかった。ただ、容疑者の上司も事件で死亡したため、詳細を把握するのは難しいとされる。

連邦捜査局(FBI)の報道官は、現場検証が今週いっぱい続くとの見通しを示した。

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