ロシア疑惑、特別検察官側が司法長官の書簡に不満 米紙報道

ロシア疑惑をめぐるバー司法長官の書簡に、特別検察官側が不満を示しているという/Win McNamee/Getty Images

ロシア疑惑をめぐるバー司法長官の書簡に、特別検察官側が不満を示しているという/Win McNamee/Getty Images

(CNN) 2016年の米大統領選の「ロシア疑惑」をめぐりマラー特別検察官がまとめた捜査報告書の問題で、バー司法長官が連邦議会に宛てた「主要な結論」の書簡でトランプ氏に痛手となる部分について適切に伝えていないとの不満を特別検察官側の調査担当者が抱いていることが4日までにわかった。

米紙ニューヨーク・タイムズが政府当局者などの情報として伝えた。ただ、調査担当者が調査で得た事実はバー氏の開示部分よりトランプ氏にはより大きな痛手になるとする根拠については十分に触れなかった。

一部の調査担当者は、司法長官の書簡は約2年かけた調査の結果を正当に反映していないとして同僚らに不満を漏らしている。書簡の内容で捜査報告書に対する初期段階の世論が形成されたと懸念。報告書が公開されない現在、一般社会の受け止め方がこの流れの中で固まるとの危惧も抱いているという。

特別検察官のチームは弁護士19人、米連邦捜査局(FBI)の約40人や他の要員で構成。タイムズ紙は、調査担当者の間の司法長官の書簡に対する反発がどの程度浸透しているかは不明としている。

また、捜査報告書の開示範囲についてマラー氏やチーム参加者が司法省高官らとどの程度すり合わせをしたのかも不明となっている。

バー司法長官は先月、議会に書簡を送付。マラー氏は報告書で、ロシアとトランプ氏陣営、陣営の関係者との共謀は認定せず、トランプ氏などの司法妨害を立証する十分な証拠もなかったとしていた。

しかし、マラー氏はトランプ氏が潔白になったわけでもないとも判断。書簡では、司法妨害の問題では証拠の入手に言及し、トランプ氏には不利となる情報の把握もにおわせていた。

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