高温の車内で亡くなる子ども、全米で年間37人 7月が最多

車内での熱中症で死亡する子どもの数は7月が最も多くなるという

車内での熱中症で死亡する子どもの数は7月が最も多くなるという

(CNN) 幼い子どもが高温の車内に放置されて熱中症を起こし、死亡する事故は後を絶たない。米国では年間で平均37人の子どもが亡くなるとされ、特に7月が最も多い。

車にかかわる子どもの安全について統計をとっている米団体「キッズ・アンド・カーズ」によると、大人が子どもを車内に放置したまま忘れてしまったり、子どもが自分で車内やトランクの中に入った状態でロックがかかってしまったりするケースが多い。ごく少数ながら、子どもが意図的に置き去りにされた例もある。

熱中症に関するデータサイト「ノーヒートストローク」では1998年以降、こうした死亡例のデータをまとめてきた。同サイトによると、これまでに死者が最も多かったのは2010年の49人で、最も少なかったのは15年の24人。昨年も42人に達した。今年は1日までに18人の子どもが亡くなっている。

州別にみると、暑い地域で多い傾向があるものの、ほぼ全ての州で死者が出ている。

15年までに最も多かったのがテキサス州(100人)で、以下、フロリダ州(72人)、カリフォルニア州(44人)、アリゾナ州(30人)と続く。テキサスやカリフォルニアのように人口の多い州は、当然ながら死者も多い。

今年5月にはテネシー州で、父親が1歳の娘を保育園へ送り忘れ、自宅前の車に乗せたまま、ライドシェア(相乗り)サービスを利用して出張に出かけてしまった。娘はそのまま放置されて死亡した。

こうして親がうっかりしたり、普段と違う段取りで行動したりして、事故を招くケースが非常に多い。

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