トランプ米大統領、シリア攻撃の成功を宣言 「作戦完了」

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ミサイルを迎撃か シリアメディア

(CNN) 米英仏がシリアの化学兵器関連施設に対する攻撃の「成功」を宣言する一方で、シリア政権を支援するロシアと米国は互いに強硬姿勢を強め、非難の応酬を続けている。

トランプ米大統領は14日、攻撃が「完璧に実行された」とツイートし、「作戦完了」を宣言した。トランプ氏とメイ英首相、マクロン仏大統領はそれぞれ電話会談で攻撃の成功を確認した。

米国防総省のマッケンジー統合参謀本部事務局長は「正確で圧倒的、有効」な作戦だったと述べ、シリアが化学兵器を製造、使用する能力は「数年間分」損なわれたとの見方を示した。

これに対してシリア軍は、同国に撃ち込まれたミサイル110発の「大半」を迎撃したと主張。ロシア国防省も、巡航ミサイル103発中71発はシリアが撃墜したと述べ、7発がシリア軍飛行場に到達したものの大きな被害はなかったと述べた。

ロシアのプーチン大統領は攻撃を「主権国家に対する侵略行為」と断じ、国連憲章違反だと主張。シリアのアサド大統領は国営テレビを通し、攻撃を受けてテロせん滅のために戦い続ける決意を新たにしたと述べた。

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