米駆逐艦衝突事故、行方不明10人全員の遺体を収容

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行方不明となっていた「ジョン・S・マケイン」の乗組員10人全員の遺体が収容された

行方不明となっていた「ジョン・S・マケイン」の乗組員10人全員の遺体が収容された

(CNN) シンガポール沖で起きた米海軍の誘導ミサイル駆逐艦と民間タンカーの衝突事故で、 米海軍第7艦隊は27日、行方不明となっていた乗組員10人全員の遺体を収容したと発表した。

海軍は行方不明者の捜索・救助活動を24日に打ち切ったが、ダイバーらは艦内の浸水した区画から遺体の収容作業を続けていた。

誘導ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」がマラッカ海峡で石油タンカーと衝突したのは今月21日。米海軍艦船がアジアの海域での事故に関与するのは、今年に入りこれで4度目となる。

米海軍は声明で、今回の事故により死亡した10人の詳細を公表。全員が艦内で死亡していた。

事故の後、海軍は根本的な原因を検証するべく、全艦艇に24時間の作戦停止を指示。また声明を発表して、横須賀基地を拠点とする第7艦隊のジョセフ・アーコイン司令官を解任する措置を取った。

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