米ホワイトハウス周辺で実弾発砲、新警備システムを試験

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ホワイトハウス周辺で実弾を使い、警備システムの試験が行われる

ホワイトハウス周辺で実弾を使い、警備システムの試験が行われる

(CNN) 米大統領警護隊(シークレットサービス)は25日、ホワイトハウス周辺で発生する銃撃事件に備え、実弾発砲を伴った新たな警備システムの試験を26日夜に実施すると発表した。

同警護隊の報道機関向け声明によると、試験は27日未明まで続くが、トランプ大統領一家はキャンプデービッドで週末を過ごすため不在となる。

銃声や発生場所を即時にとらえる警備システムは「ショットスポッター」と呼ばれ、建物に設置された音響センサーを使い、銃声探知や三角法を応用して発生場所を突き止める。このシステムは、首都ワシントンを含む主要都市にある一部の大学キャンパスに既に導入されている。

法執行機関当局筋によると、試験ではライフル銃、口径が異なる短銃など多種の兵器を使って約80発を発射する。実弾を受け止める装置も使う。

試験はホワイトハウスの他、ペンス副大統領の公邸がある「米海軍天文台」近くでも実施する。また、テストの実施場所近くにある複数の主要道路が封鎖される予定。

ホワイトハウスでは過去に銃撃事件が複数回発生。2011年11月11日には駐車した車の窓から攻撃型ライフル銃を用いた多数の発砲があり、一部はオバマ前大統領一家の住居棟に当たっていた。

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