パックのサラダにコウモリの死体、狂犬病の可能性も 米

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CDCによれば、狂犬病に感染する可能性はゼロではないという

CDCによれば、狂犬病に感染する可能性はゼロではないという

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は8日、米フロリダ州の消費者が購入したパック詰めのミックスサラダの中に死んだコウモリが紛れ込んでいるのを発見したと報告した。

2人がこのサラダを口にしたとされ、予防措置のため医療上の手当てを勧めた。CDCは狂犬病に感染する可能性は極めて低いが、ゼロではないと述べた。2人の体調に問題はなく、狂犬病の症状も示していないという。

見付かったコウモリは検査のためCDCに送られた。このコウモリの死体は腐乱が進んでいたため、狂犬病ウイルスの保持については明確に否定出来ないとしている。

サラダの商品名は「フレッシュ・エクスプレス・オーガニック・マーケットサイド・スプリング・ミックス」。同社はアラバマ州などのウォルマートで販売していた同商品を回収した。フロリダ、ジョージア、ルイジアナ、ミシシッピ、ノースカロライナ、サウスカロライナやバージニア各州の同店でも売られていたという。

フロリダ州の騒ぎ以外に、商品に動物が紛れ込んでいたなどの報告はない。

フレッシュ・エクスプレス社はコウモリ混入の連絡を受け、同社とウォルマートの食品の安全対策チームなどが関係当局と密接に協力し、迅速に関連記録の検証や全面的な調査を開始し、商品除去や回収手続きに着手したと述べた。

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