リビアでの対ISIS戦略、「理にかなわず」 米軍将官が批判

現状の米軍の戦略に批判的な見方を示したトーマス・ワルドハウザー海兵隊中将

現状の米軍の戦略に批判的な見方を示したトーマス・ワルドハウザー海兵隊中将

ワシントン(CNN) オバマ米大統領が米軍の次期アフリカ軍司令官に指名しているトーマス・ワルドハウザー海兵隊中将は23日までに、上院軍事委員会の指名承認公聴会に臨んだ。同氏はこの席で、リビアで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の関連組織に対する空爆を控えてきた米軍の戦略は「理にかなわない」とする見方に同意した。

軍事委員会の委員長を務める野党・共和党の重鎮ジョン・マケイン議員が、米軍には確固とした対リビア戦略があるかと質問したのに対し、ワルドハウザー氏は「現時点で全体的な大戦略があるとは承知していない」と明言した。

米軍がISISを攻撃する場合、現状ではまずホワイトハウスから承認を得る必要がある。委員会ではこの点をめぐり、もう1人の共和党重鎮リンジー・グラハム議員から、ワルドハウザー氏がホワイトハウスの承認なしで攻撃を命じる権限を得るとしたらそれは「賢明」なことか、と質問があった。

ワルドハウザー氏は「賢明だと思う。リビアで我々の目的を果たすのに役立つことは確かだ」と答えた。

グラハム氏はさらに、ISISが米国に「差し迫った脅威」を及ぼしていると述べ、ワルドハウザー氏も同意した。グラハム氏は続いて、米国はそれにもかかわらず、ISISのリビア支部を空爆していないと指摘。「これは理にかなわないことではないか」と問い掛けた。ワルドハウザー氏は「その通りだ」と同意する立場を示した。

ワルドハウザー氏はまた、米軍がリビアに大規模な地上部隊を配置していないことを指摘し、もっと多くの兵力が必要だと主張した。

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