クリントン氏はトランプ氏に「勝つ」56% 米世論調査

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本選で両者が激突した場合、クリントン氏(左)が勝利するとの回答が過半数を占めた

本選で両者が激突した場合、クリントン氏(左)が勝利するとの回答が過半数を占めた

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選で民主党からの指名を目指すヒラリー・クリントン前国務長官と共和党からの指名を目指す実業家のドナルド・トランプ氏が本選で激突した場合、クリントン氏の勝利する公算が大きいと予想する有権者が多いことが分かった。CNNと調査機関ORCの全国調査で明らかになった。

クリントン氏とトランプ氏はここまで、それぞれの党の指名獲得レースでトップを走っている。今回の調査では全体の56%がクリントン氏が本選を制するだろうと回答。トランプ氏勝利を予想したのは42%と、これを下回った。

民主党支持者の間では87%がクリントン氏の勝利を予想。一方、共和党支持者でトランプ氏が勝つとしたのは75%だった。共和党支持者でありながら現時点でトランプ氏を支持しないとする人々のうち、同氏の本選での勝利を予想したのは57%にとどまり、40%がクリントン氏に軍配が上がると答えた。現在のトランプ氏支持者の場合は、92%が同氏の勝ちを見込んでいる。

また大統領としての資質を問う質問のうち、軍の最高司令官として適しているのはどちらかという問いには、55%がクリントン氏、36%がトランプ氏と答えた。中間層の抱える問題により共感できるのは51%がクリントン氏、36%がトランプ氏という結果が出た。

強さや決断力があるのはどちらかという問いに対する回答は、ほぼ五分五分だった。

電話による今回の調査は17~20日にかけて、全米の成人1001人を対象に行われた。このうち登録有権者は925人だった。

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