米民主党2候補が討論会で激突、銃規制や政治とカネめぐり

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90秒で振り返る、民主党候補の討論会

(CNN) 11月の米大統領選に向けて民主党からの指名獲得を目指しているヒラリー・クリントン前国務長官とバーニー・サンダース上院議員は6日、ミシガン州フリントで討論会に参加し、自動車業界の救済や銃規制、米金融街とのつながりなどについて議論を交わした。

サンダース氏は、クリントン氏が支持しているのは「破滅的な」通商政策で、米企業は製造拠点をフリントのような町から賃金の安い中米やアジアへ移すことの決断を促されていると批判した。

クリントン氏は、サンダース氏が2008年のリーマン・ショックの影響回避に向けた自動車業界救済案について反対したと反論。「もし、サンダース氏のように全員が投票したら、400万人の雇用とともに自動車業界は崩壊していた」と切り返した。

クリントン氏はまた、サンダース氏の銃規制の姿勢を批判。全米ライフル協会(NRA)との関係が近すぎると指摘した。

クリントン氏が「サンダース氏は企業が強欲だという。銃器メーカーは得られるだけの利益を得ようと銃を販売している」と指摘すると、サンダース氏はクリントン氏の議論は銃の製造を禁じることにつながりかねないと反論した。

サンダース氏は、クリントン氏について、繰り返し金融業界とのつながりを批判しており、報酬を受け取った講演の発言内容の記録について公表するよう迫った。クリントン氏は共和党候補者も含めた他の候補者も公表するなら、自分も応じる用意があるとの考えを示した。

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