刑期で計算間違い、3200人が早期出所 米ワシントン州

2015.12.23 Wed posted at 11:17 JST

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(CNN) 米ワシントン州の刑務所で模範囚を対象とした刑期短縮の計算方法に間違いがあり、過去13年間で受刑者計3200人が本来の期日より早く釈放されていたことが分かった。当局者らが22日に明らかにした。

同州最高裁は13年前、州裁判所で刑を言い渡され、郡の刑務所で素行の良さを認められた受刑者に、刑期短縮制度を適用するよう命令を出した。インスレー知事によると、計算間違いはこの時から始まったという。

今までに釈放された受刑者のうち約3%が誤って早く釈放され、本来の刑期との差は中間値で49日あったことが判明。当局者らは釈放済みの元受刑者らを捜し、刑務所へ連れ戻す作業に取り掛かっている。

ただし、元受刑者には釈放後に地域社会で過ごした日数に応じた減刑も認められるため、実際に連れ戻す必要のある人数は限られているとみられる。知事室の報道官によると、こうした元受刑者は今までに7人特定され、うち5人が再び収監された。

刑務当局は2012年にこの問題を把握し、対策に乗り出したものの、実行は先送りになっていた。このほど新たに就任した情報責任者が、改めて問題を指摘したという。

インスレー知事は声明で「問題が13年間も放置されていたことに深く失望し、怒りを覚える」とコメント。間違いの起きた経緯や対策が遅れた原因についての調査を、2人の元連邦検察官に依頼した。

釈放日を計算するソフトウエアの修正版は、来月7日までに用意される見通しだ。

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