黒人女性が勾留中に死亡、「自殺」の説明に家族納得せず

勾留中の女性の死因をめぐり議論が巻き起こっている=遺族提供

勾留中の女性の死因をめぐり議論が巻き起こっている=遺族提供

(CNN) 米テキサス州で警察に逮捕された黒人女性が勾留施設で死亡しているのが見つかり、全米で警察に対する反発が強まっている。捜査当局は女性が首をつって自殺したとの見方を強めており、23日には検視の結果、その裏付けとなる新たな事実が判明したと発表した。

死亡したサンドラ・ブランドさん(28)は7月10日、車を運転中に方向指示器の合図を出さなかったとして警官に止められた。警官は車から出るようブランドさんに命じ、拒まれるとテーザー銃を突き付けて声を荒らげる様子がダッシュボードのカメラに映っていた。

ブランドさんは警官に従わなかったとして、手錠をかけられて逮捕され、その3日後に、勾留施設内でゴミ袋で首をつって死亡しているのが見つかった。

同州ウォーラー郡の検察によると、検視の結果、ブランドさんの両手や顔面には、誰かに襲われて争ったり抵抗したりした時にできるような傷跡はなく、器官や食道にも損傷はなかった。

一方で、首の周りには他殺ではできないようなむらのない傷跡があり、左手首には30カ所ほどの切り傷があった。また、両手首の裂傷や擦り傷は、手錠をされて抵抗した時にできる傷と一致していたという。

検察ではこうした検視結果について、自殺だったことを裏付ける「決定的な証拠」になるとしながらも、まだ捜査は続いていると強調した。

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