独立記念日を前に全米でテロ警戒を強化
CNNが司法省や裁判所の記録を調べたところ、今年に入って米国内で訴追されたISIS支持者と思われる人物の数は少なくとも49人。当局者によれば、来週にはさらに増えている可能性が高い。
国土安全保障省の関係者は「7月4日の週末に行われる祝賀行事について、危険を示す具体的で信頼に足る情報があるわけではない」とした上で、「この1年間にISISの幹部や支持者から米軍の兵士や施設、警官、米政府、米国民に対する攻撃の呼びかけが繰り返し行われてきた」と述べ、警戒を強めているとした。
首都ワシントンでは2日、海軍施設で発砲があったとの緊急通報があり、一時現場が封鎖され緊張が高まった。その後、安全が確認され封鎖が解かれた。同施設では2013年9月に銃乱射事件があり、12人が死亡している。