米人気ビーチにサメ出没、10代2人が片腕切断

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(CNN) 遊泳客らでにぎわう米ノースカロライナ州南部の海岸で、12歳の少女と16歳の少年が相次いでサメに襲われ、片腕を切断する重傷を負った。

同州オークアイランドのウォレス市長によると、12歳の少女は現地時間の14日午後4時15分ごろ、遊泳中にサメに襲われた。救急隊が駆けつけて手当てをしていたところ、同じ海岸で約1時間半後に16歳の少年が襲われた。

2人は空路病院に搬送された。いずれも片腕に重傷を負っていて、少年は肩から下を、少女はひじから下を切断。少女は片足の組織もひどく損傷しているという。病院に到着した時は2人とも重体だったが、現在の容体は安定している。

ウォレス市長によれば、同地で人がサメに襲われるのは極めて異例で、市長が記憶している限り、過去に発生したことはないという。

目撃者がCNN系列局のWWAYに語ったところでは、少年を襲ったサメは体長2~2.5メートルほどの大きさだった。市長によると、少女を襲ったのと同じサメだったかどうかは不明。しかし目撃者は「常識的に考えれば同じサメだったはず」と話している。

サメは満潮時、遊泳客などに人気が高いオーシャンクレスト埠頭(ふとう)付近に出没した。「ビーチには大勢の人がいたはず」と市長は話す。埠頭には釣り客も多いことから、釣り用の餌に誘われてサメがやって来た可能性もある。

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