米大統領、キューバのテロ支援国家指定解除を議会に通告

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米大統領の記者会見 キューバ首脳と会談

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は14日、キューバに対する「テロ支援国家」の指定を解除するよう米議会に通告した。これにより、両国の国交正常化へ向けた動きが加速する見通しだ。

オバマ大統領は議会への通告で、キューバは①過去6カ月間、国際テロを支援していない②今後も支援しないと明言している――の2点で、指定解除の条件を満たすと説明した。

これに対して、次期大統領選への出馬が有力視されるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事をはじめ、キューバの民主化を疑問視する共和党議員らが反発を示している。

議会が指定解除を阻止するためには、45日以内に上下両院の合同決議を採択する必要がある。しかし政権高官によれば、大統領がこの決議に拒否権を発動すれば、議会がそれを覆すことは事実上不可能とみられる。

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