ベンガジ米領事館襲撃は「回避できた可能性ある」 米上院委

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破壊されたリビア・ベンガジの米領事館=2012年9月

破壊されたリビア・ベンガジの米領事館=2012年9月

事件直後に反イスラム映画に対する市民の抗議運動が領事館攻撃につながったとの情報が流れた点についても、情報機関の事実確認が不十分だったと言及。情報の訂正にも時間がかかり、政策決定者の発言に悪影響を及ぼしたと指摘した。

オバマ政権は当初、抗議運動が事件を引き起こしたとしていたが、その後、組織的なテロ攻撃だったと見解を変えた。

国務省のハーフ報道官は、事件を回避できたとの報告書の指摘について「これまでも述べてきた通り、(襲撃の可能性を示す)具体的な脅威は何もなかった」と述べた。

報告書ではまた、米連邦捜査局(FBI)から得た情報として、現地で事件の捜査に協力した15人が殺され、捜査に影響が出たと指摘。殺害と捜査の間に関連があったかどうかは不明としている。

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