フロリダの映画館で発砲の元警部、殺人罪で起訴 保釈は認めず

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映画館で発砲の元警部、殺人罪で起訴

(CNN) 米フロリダ州の裁判所は14日、ウェスレーチャペルの映画館で口論相手を射殺したとして拘束された元警部、カーティス・リーブス容疑者(71)を殺人罪で起訴し、保釈は認められないとの判断を下した。

リーブス元警部は13日、映画館で前の列にいた観客の男性(43)が携帯電話にメッセージを打ち込んでいたのをとがめて口論となり、持っていた自動けん銃で男性を撃ち殺したとされる。男性の妻も負傷した。

弁護側は、元警部は地元の警察出身で人望が厚く、持病もあるとして保釈を求めたが、認められなかった。殺人罪で終身刑となる可能性があり、本人もこれを理解していると述べた。

当局の調べや目撃者の話によると、とがめられた男性は娘にメッセージを送ろうとしたと説明していた。男性が元警部にポップコーンの袋を投げ付けたとの情報もある。元警部は調べに対して「何かで殴られ、恐怖を感じた」と供述したが、判事は「銃を持ち出す理由にはならない」と判断した。

元警部の自宅近くの住民は地元テレビ局に、「いつも笑顔で怒った顔を見たことがない。困った時にはいつも助けてくれるような人だったのに」と話した。

映画館のウェブサイトによれば、劇場内での禁止事項にはメッセージ送信を含む携帯電話の使用、武器の持ち込みなどが挙げられている。

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