米国の無党派層が42%と過去最高、ギャラップ社の調査

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(CNN) 米世論調査企業のギャラップ社は8日、自らを無党派とする米国民の比率は42%と過去最高を記録したとの最新調査結果を発表した。

25年前に面談から電話方式に切り替えた同様調査では、過去最高の数字。今回調査は昨年、13回にわたり計1万8000人以上を対象に実施した。

ギャラップ社によると、無党派層は昨年10~12月の第4四半期には46%を記録。この時期には、予算編成などをめぐる与野党対立が原因の政府機能の一時閉鎖やオバマ政権の看板政策「医療保険改革」への申請でのトラブル発生が大きな問題となっていた。

無党派の増加で大きなあおりを受けたのは共和党で、支持者の比率は昨年25%と、過去四半世紀では最低水準を記録。民主党は31%で過去4年間と同様だったが、これも最低水準から脱していなかった。

同社によると、共和党支持者の比率はジョージ・W・ブッシュ元大統領が2期目に入った2004年に34%の最高記録を示した。同年以降、支持者の比率は減り続け、元大統領の退任時には28%だった。

これ以降は減少もしくは横ばいを続けたが、共和党が勢力を伸ばした中間選挙があった10年には29%に微増となる時期もあった。

一方、民主党の支持者はオバマ大統領が初当選した08年、36%に増えたが、その後は減少基調にある。

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