オバマ大統領が特別寄稿 米国、私のビジョン

変革とは、米国を次世代の製造業と技術革新の本拠地とすることだ。「デトロイトを倒産させろ」と言ったのはもう1人の候補者であり、大統領として米国の労働力と創意に賭けたのは私だ。次は税制改革によって、海外へ雇用を流出させる企業でなく、国内で雇用を生み出す企業を奨励したい。また、利益をあげている石油企業への補助金を停止し、クリーンエネルギー分野の雇用と技術開発を引き続き支援して、石油輸入を半減させたい。

変革とは、戦争の十年間を終わらせ、自国の国づくりに取り組むことだ。私が軍最高司令官である限り、米国は世界最強の軍によって敵を追い続ける。だが同時に、イラクとアフガニスタンの戦争終結によって生じた余力で負債を払い、米国内の道路や橋や学校を再建すべき時が来ている。

変革とは、支出を削れる所で削り、財政赤字を削減することだ。最富裕層に対し、クリントン政権時代の所得税率に戻るよう求めることだ。私はこれまでに共和党と協力して、1兆ドルの支出削減を達成した。今後もさらに削減を進める。しかし、億万長者への減税を埋め合わせるためにメディケイド(低所得者向け公的医療保険)を受給する何百万人もの貧困層や高齢者、障害者から保険を取り上げたり、メディケア(高齢者向け公的医療保険)をバウチャー方式に変更したりする案に同意するつもりはない。

トップ層の人々は、擁護者をワシントンへ送り込む必要がない。擁護者を必要とするのは、私が夜ごとに手紙を読む人々、毎日遊説で出会う人々だ。ラスベガスのホテルで残業する料理人や清掃作業員、バイオテクノロジー分野のキャリアを目指して教育を受け直す55歳の家具職人、教室にひしめく生徒たち1人1人に十分な時間が費やせないと話す教師。いつか大物になりたいと夢見るその子どもたち。事業を拡大し、従業員たちに報いようとする中小企業の経営者。こうした人々には、ワシントンの擁護者が必要だ。

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