ロムニー氏が特別寄稿 米国、私のビジョン

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私は(副大統領候補の)ポール・ライアン氏とともに、5つの柱からなる経済復興策を提案した。4年間で1200万件の雇用を生み出す案だ。

・家を暖め、車を走らせ、経済を成長させるエネルギーの生産を進める。オバマ大統領の石炭攻撃と石油蔑視、天然ガスの生産技術に対する連邦規制強化の動きにストップをかける。原子力発電と再生可能エネルギーの開発を支援するが、業界が自立したら助成は段階的に廃止する。業界を塗り替えるような発見を促すため、エネルギー研究に投資する。2020年までには北米でのエネルギー自給を実現する。

・将来の雇用に備えて労働力を維持し、子どもたちには住む場所を問わず、たとえスラム街であっても質の良い教育を保証する。学校経営者や職員組合でなく、親や生徒による選択の幅を広げる必要がある。連邦政府による現在の労働者再教育は、47のプログラムと9機関が複雑に入り組んだ制度だ。私たちはその無駄を排除し、州や民間部門を主体とする独自の効果的なプログラム開発を促進する。

・米国にとって有利な貿易関係を構築する。農産物や製品、サービスを輸出できる市場の開放を促し、ルールを守らない国の責任をきちんと追及する。私は米国の労働者、雇用者の権利と利益を守るために立ち上がる。

・連邦政府の支出と債務の増大を止め、財政を正常化する。この4年間の債務残高の拡大幅は、歴代のほぼ全政権を超える額に上った。私たちは不要な事業を削り、一部の事業を州に移管して不正やコストを抑えた運営を図り、また連邦政府の官僚主義を排除することによって、財政均衡化を軌道に乗せる。

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