クリントン元大統領、「繁栄共有の社会へ」 再選支持求める

2012.09.06 Thu posted at 12:56 JST

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ノースカロライナ州シャーロット(CNN) 米ノースカロライナ州シャーロットで開かれている民主党の全国大会は2日目となる5日、演説の最後にビル・クリントン元大統領が登場した。クリントン氏は共和党の目指す「1人勝ち社会」とオバマ大統領の目指す「繁栄共有の社会」を対比させて中間層の底上げを訴え、再選を目指すオバマ大統領への投票を呼びかけた。

国民の間で根強い人気を保つクリントン氏は拍手と歓声に迎えられて登壇し、オバマ大統領を民主党の大統領候補に指名すると宣言。

「もし、自分1人だけ、勝者がすべてを手に入れる社会を望むなら、共和党を支持すればいい。しかし繁栄と責任を共有し、皆が力を合わせる社会を望むのなら、バラク・オバマとジョー・バイデンに投票すべきだ」と訴えた。

クリントン氏の演説ではフロリダ州タンパで先に開かれた共和党の全国大会にも触れ、オバマ大統領は、共和党の前政権が残した混乱の収拾に当たっていると指摘。

「大統領は深く傷ついた経済を引き継ぎ、壊れた床を再建し、再生に向けた長く困難な道を歩み始め、近代的で、よりバランスの取れた経済のための基礎を築いた。そこから何百万という新規雇用と、活気にあふれた新たなビジネス、革新者にとっての新たな富が生まれるだろう」と力を込めた。

演説が終わるとオバマ大統領が壇上に上がり、クリントン氏と握手と抱擁を交わした。

この日の大会ではクリントン氏の演説に先立ち、ロムニー氏が経営していた投資会社の傘下企業から解雇されたという元従業員らも登場。「ミット・ロムニーのような輩が富を築く一方で、働き者の生産的な従業員がつらい思いをするのは間違っている」などと口々に訴えた。

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